また出た!
自宅から遠くない国内最大の円墳、富雄丸山古墳、昨年1月に盾形銅鏡と鉄剣が出土し大騒ぎになり、そのときはカミサンと現地見学会に出かけた。それが、今度は木棺の中から三角縁神獣鏡が発見されたとか。今回、週末の二日間が一般公開というので、さっそく出かける。春の暖かさでダウンベストを脱ぎ捨てる。
思ったほど混んでおらず、スムースに見学。1年前にはなかった仮設の建屋の中が発掘現場だ。これは大きい、木棺の状態もずいぶんよさそう。「あの鏡、現物ですか、それともレプリカ?」と係の人に尋ねる。「本物ですわ。出てきたまんま置いてますねん」ということ。そうか、1年前は別の場所にレプリカだけだったのに、今度はほんまもん。それでなくっちゃ。一般公開が終われば奈良市埋蔵文化財調査センターで保管するのだろうけど、まだまだ何か出そうな富雄丸山古墳、住宅地や公園に隣接しネットフェンスだけ、普段のセキュリティは大丈夫なんだろうか。